iPhoneXの売り上げシェアが、iPhone8及びiPhone8 Plus以下であることが明らかになりました。
これは意外な結果ですね。
iPhoneXは、その先進性が話題になっており人気を博しているものであるとばかり思いこんでいましたが、どうやら実情は違ったようです。
ネット上でも、iPhone8を買う理由がみあたらないみたいな書き方をされていましたしね。
そんなひどい扱いを受けていたiPhone8シリーズですが、結果を見てみれば圧勝ともいえる結果になっています。
詳しくみてききましょう。
iPhoneXとiPhone8とは
iPhoneXは、OLEDディスプレイやワイヤレス充電などの最先端テクノロジーを詰め込んだ、10執念記念モデルとして発売されました。
戦略として、10周年モデルなどの発売はやった方が良いでしょうね。
この点は間違っていないと、おっさんのらねこは思います。
一方iPhone8は、iPhone7の正当進化バージョンとして発売されました。
当初から、iPhoneXが出るのでiPhone8は買う意味があまりないなどと言われていました。
大きく開いた両機種の差
調査企業「CIRP」が4月25日に発表したデータによりますと、米国の今年第1四半期の全iPhoneの売り上げに占める割合は、iPhone8が23%、iPhone8 Plusが21%、iPhoneXが16%とiPhone8シリーズに対し、iPhoneXが大きく水をあけられている状態た明らかになりました。
これは世間一般もそうですが、アップルの目論見とも大分かけ離れた結果ではないでしょうか。
アップルの体質が問題か?
アップルといえば、ブランドイメージなどで高値で販売し利益を得る方法が得意です。
iPhoneXにしてもiPhoneシリーズ全般に言えることですが、端末単価が非常に高いです。
端末1台に対する、利益率も高く設定されています。
これは、原価計算をしたサイトがあることからわかったことです。
つまりブランドイメージで売ってきたわけですが、それが効かなくなってきているのではないかとも捉えられます。
今までのアップルユーザーであれば、喜んでiPhoneXを手にしたでしょう。
しかし、もうその戦略は通用しないことが、今回のiPhoneXとiPhone8の差で露呈してしまいました。
販売戦略の転換もありえるか?
世界的には圧倒的にアンドロイドが優位を占めています。
それは安価な価格で販売していることから、間口が広くなっているからです。
高価格路線を突き進むのも一つの手ですが、iPhoneXの999ドルはあまりにも高すぎの価格設定だったのではないでしょうか?
アップルは今年発売するiPhone SEの後継機で、低価格路線を打ち出すという噂もながれています。
個人的には、アップルはブランド志向路線で良いと考えています。
一定の需要がありますからね。
ただし、値段が高すぎないことが重要だと考えます。
低価格路線に転換すれば、低価格競争が激化し質が低下するのは必至です。
こういった低価格競争にアップルが耐えられるかは、正直微妙なところだと思うんですよね。
大体ユーザーがそれを望んでいないでしょうしね。
これからのアップルの動向に要注目ですね。
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