こんにちは、おっさんのらねこです。
我が家のPCのデータ用内蔵HDDがお亡くなりになりました。
WesternDigital(以下WD)製のWD20EARXという品番です。
データは問題なく救えたので良かったのですが、2TBの容量の内150GB程度しか使っていなかったので、ものすごいショックです・・・。
それでは、どんな状態になったのかをお伝えします。
もし、こうなったらデータを引き上げてくださいね。
ファイルが圧縮できない
私が最初に現象に気づいたのは、ファイルが圧縮できないことでした。
とあるファイルにさしかかると、エラーで圧縮ができないというメッセージが出たんです。
そのデータは、メールで数十KB程度のファイルなのですが、実際に開こうとしてみると、ものすごい長い間アクセス時間があって、その後なんとか開くんです。
でも、異常に長いのでこれはおかしいと思ったんですね。
これが発見したときの現象でした。
chkdskで766f6c756d652e63 470エラー発生
おかしいと思ったので、[chkdsk ドライブ名: /r] を実行してみたんです。
そうした所、ファイルの異常が出るわ出るわ。
クラスターを置き換えていくわけですが
[不明なエラーが発生しました(766f6c756d652e63 470)]という謎のエラーが。
このエラーについて探してみるも、英語のサイトがちらっと見つかっただけで、解決策がみつかりませんでした。
同じようなエラーで
[不明なエラーが発生しました(766f6c756d652e63 3f1)]というエラーがいっぱい出いていたので、そちらの方を見てみるとパーティションを切りなおすや物理フォーマット必要レベルとの情報が出ていました。
「マジですか・・・」
意を決して物理フォーマットを実行
パーティションを切りなおす場合もデータは消えるので、ここはもっと救える可能性のある物理フォーマットをしてみようと、Western Digital Data LifeGuard Diagnosticsをダウンロード。
そしてQUICK TESTをしてみると・・・失敗。
まぁ、予測はしていましたが・・・。
そしてQuick ERASEを実行。
何事もなく終了。
「よしっ!」
と思ってQUICK TESTを実行してみると・・・フォーマット前と同じエラーが・・・。
仕方なく今度はFULL ERASEをしてみました。
・・・終了まで6時間13分かかりましたよ・・・。
しかしERASEは完了。
祈る気持ちでQUICK TEST・・・FAIL・・・
「マジか!」
万策尽きたかもしれません・・・・。
別の物理フォーマットツールを使ってみた
HDD Low Level Format Tool 4.40というツールを使ってみました。
このツールだと不良セクタが検出された場合、正常なスペアセクタと交換されるとのことなので、それにかけてみることにしました。
公式ツールがその辺サポートしていないはずはないとは思ってましたが・・・。
このツール、フリー版だと50MB/sに制限されてしまうため、時間がかかるのが玉にキズなんですが・・・もし直れば安いものです。
買いませんでしたけど・・・・。
結果、12時間30分くらいかかりました。
「なげーよ!」
それは置いておいて、早速WDの公式ツールでQUICK TESTを実行!
結果は!!
早々にエラーがでました!
チーン・・・お亡くなりになりました・・・。
まとめ
結局WDのHDDは治らなかったわけですが、副産物としてTOSHIBAのHDDが復活しました。
まぁ、容量は随分小さいんですけどね。
150GB程度のバックアップなら余裕でいける容量なので良しとしましょう。
ただ、そのドライブも壊れた経緯がありますので、データドライブとして使うのは嫌なので500GBのSSDを買いました。
痛い出費です・・・。
しかし5年保証のドライブなので、バックアップしながら使っていけば、かなり持ちそうです。
5年以内なら壊れても保証で修理してもらえるしね。
ということで、今回のようなエラーが出た人は注意しましょう。
ドライブがいちゃってる可能性が大きいです。
私のように復活を試みても良いですが、期待はしない方が良いかもしれません。
時間だけが、ただただ無駄になる可能性があります。
それならば、新しいドライブを買っちゃった方が幸せになれますよ・・・きっと。
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